「芸能人やからってかしこまらんでええからね☺️」

部屋に入るとチュートリアルの徳井じゃない方に着席を促された。

「気にせんでええよ、おれもITとか勉強して行きたいなと思てたとこやし☺️」

部屋にはチュートリアルの徳井じゃない方しかいない。

「ほんで、なに?本書いてんの?Androidの、テスト?

 うーん、ええんちゃうかなと思うけどね俺は。

 ほんで、なに?下世話なハナシやけどどのぐらい売れんの?

 千?千かー。うーん。

 まあ、アレやん?書くことが大事いうかね。ほら名刺代わりにもなるし」

名刺代わりなぁ。

それからチュートリアルの徳井じゃない方は、芸人の根性を見せるために僕の目の前で本物の中華鍋を使ってアッツアツの八宝菜を炒めはじめ、直接素手で掴んで白菜をムシャムシャ食べ始めた。こっち!めっちゃこっち見てるから!

「まあITやろ?わかるわかる、ロンブー淳にも言うとくし☺️」

 

という夢を見たよ。